韓国  2015/01/09(金曜日)
食品業界「ハラル」に注目、海外展開視野に[食品]

イスラム教の戒律に則って作られた「ハラル食品」に注目が集まっている。ハラル認証を受けるには厳しい条件をクリアしなければいけないが、飽和状態の国内市場に代わり海外展開の拡大が期待できることから、韓国メーカーも相次ぎ参入している。6日付毎日経済新聞が伝えた。

アワーホームは昨年9月、韓国唯一のハラル認証機関である韓国イスラム教中央会から味付けのりのハラル認証を受けたのに続き、このほど自社製のキムチも認証を受けた。のりは調味料に含まれる酒を、キムチはエビ塩辛を除いたもので、今後、海外市場をターゲットにしていく考えだ。

韓国でハラル食品の製造が始まったのは2011年。同年、農心が即席めん「辛ラーメン」のハラル認証を受け、その後釜山工場にハラル食品の生産設備を整えた。CJ第一製糖は13年から即席ごはん、味付けのり、キムチの3品目43製品のハラル認証を取得し、マレーシアなどへ輸出している。同社の関係者は「ハラル認証を受けた食品は安全だと認識されるため、非イスラム市場でも競争力をもつ」と話している。大象FNFのキムチブランド、宗家(チョンガ)チプもハラル認証を受けて輸出を拡大。関係者は「キムチのような辛い食品が意外にイスラム圏で受け入れられている」として、市場拡大に期待を寄せている。

農林畜産食品部の下部組織の韓国ハラル産業研究院によると、12年現在、世界のハラル食品市場は1兆88億米ドル(約120兆円)規模で、食品市場の16%を占める。

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