英国  2016/3/24(木)
英国でアンドロイドペイ開始:グーグル、米国に続き2カ国目[金融]

米インターネット検索エンジン大手グーグルは23日、向こう数カ月内に英国で独自の決済システム「アンドロイドペイ」のサービスを開始すると発表した。同サービスの導入は、足元の米国に続き2カ国目。同社のOS(基本ソフト)「アンドロイド」を搭載したスマートフォンで、非接触型決済サービスによる支払いが可能になる。

「アンドロイドペイ」では、クレジットカードやデビットカードの情報を事前に登録することで、端末を読み取り機にかざすだけで支払いが行われる。ロンドンの公共交通網に加え、非接触型決済システムを導入している全国の飲食店や小売店で利用できるだけでなく、スマートフォンからオンライン販売を利用する場合も、登録した情報を呼び出して支払いができる。サービス開始時は米マスターカードとビザのクレジットカードのほか、金融HSBCやロイズ・バンキング・グループなどのデビットカードに対応。グーグルは今後、対象となる金融機関を増やす方針だ。

「グーグルペイ」は昨年に米国でサービスを開始。英国ではクレジットカードやデビットカードのおよそ半分が非接触型決済システムを搭載しており、同サービスの普及率が高い。加えてスマートフォンの利用者も多いため、グーグルはかねて、同国を第2の市場と見据えていた。

英国では昨年7月にアップルが「iPhone(アイフォーン)6」や「Apple Watch(アップルウォッチ)」で「アップルペイ」の運用を開始。韓国のサムスン電子も近く、自社のスマートフォンに独自の「サムスンペイ」を導入する予定という。フィナンシャルタイムズによると、英国内でアンドロイドを搭載しているスマートフォンは3,600万台に上るが、アナリストの間では、自社製品にシステムを搭載できるアップルやサムスン電子の方が有利とみる向きもある。

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